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TOEFL ITP®とTOEFL IBT®の比較

TOEFLには実は2種類のTOEFLがあります。多くの学生の方々はこの2つを混同したりその違いが分からず、間違った試験を選択してしまいます。各TOEFLはそれぞれ異なる英語能力を測定します。各個人のプランによって、TOEFL IBTが適している場合と、TOEFL ITPが適している場合とがあります。GlobalExamは、この2つのTOEFLの違いと選択方法を説明します。

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TOEFL IBTとTOEFL ITPどちらを選ぶ ?

TOEFLには2種類のテストがあります。 IBT(Internet Based Version)はインターネット版のテストです。一般的にTOEFLが話題になるときはこのテストについての場合が多いです。

TOEFL ITPは昔からのTOEFL、つまり« paper test »であるため、紙媒体のテストです。両者とも教育機関で採用されている、公式な英語能力検定試験です。どちらも同じETSという機関によって運営されています。それではどちらのTOEFLを選べばいいのでしょうか?

この2つのテストは両者ともにアカデミック英語の検定試験です。つまり、大学のような高等教育機関での授業に必要な英語能力を測定するのです。したがって、自分の英語力を証明するために、また教育機関が生徒の英語能力を知る手段として使用されます。

また各テストにはそれぞれ異なる認定書が発行されます。この認定書によって、TOEFL IBT、TOEFL ITPともに試験日から2年間という有効期間中あなたの英語能力を証明することが出来るのです。

TOEFL IBTテスト

TOEFL IBTは、最も広く使用されているTOEFLテストです。その人気は、世界中で認識されているという理由だけではなく、テストの内容によるところが大きいでしょう。TOEFL IBTは約4時間のテストで、聞き取り、読解力、筆記力、発話力という全範囲を網羅した英語能力を測定します。TOEFLは4つのセクションで構成され、各セクションの最高得点は30点です。4つのスコアの合計得点は最高で120点になります。 TOEFLスコアであなたがどのように英語を話すのか、または理解しているかが分かるのです。

TOEFL IBTはコンピューターで管理されます。すべてのセクションはランダムな順序で行われます。他の受験者と同時に、パソコン上でTOEFL IBTテストを受けますので、スピーキングセクションの際などは特に戸惑ってしまうこともあるでしょう。TOEFL試験を受けるには、ETS のサイトでオンライン申込みをします。全国の主要都市でTOEFL IBTテストが開催されます。 TOEFLの受験料はUS$235(1ドル110円で25,800円)です。

TOEFL ITPテスト

TOEFL ITPはTOEFL IBTとはまったく異なるテストで、受験者数はTOEFL IBTと比べると少ないです。このテストは聞き取り能力や読解力を評価するもので、3つのセクションで構成されています。まず最初にヒアリング問題、次に文法問題、最後に読解問題があります。多数の多肢選択問題があり、制限時間は2時間です。最後に、正解数が677点満点のスコアに変換されます。

このテストは紙媒体のテストです。高等教育機関が自校の学生の英語能力を測定するために使用されますので、個人的に受験することは出来ません。TOEFL ITPは大学施設で開催され、価格は学校により異なります。また、カリキュラムにTOEFLテストが含まれている学校もあり、その場合受験料は約6000円になります。

TOEFL IBTとITPの違いは?

TOEFL IBTとITPの主な違いはテスト形態です。 TOEFL IBTはコンピューターで管理されます。したがって、多くの海外の教育機関で採用されています。受験者の出身校や国籍に関係なく、英語能力を測定することができます。海外留学を目指す場合はTOEFL IBTが必要になるでしょう。国内の教育機関を経由せずに海外の大学入学するにはTOEFL IBTが最適です。

TOEFL ITPは教育機関が管理するテストです。したがって、あなたの学校と留学希望先の教育機関との間に合意がある場合にのみ役立ちます。例えばあなたの学校が中国やペルーの大学とパートナーシップを締結している場合、入学に必要なTOEFL ITPレベルが両校の合意のもとに決められるのです。TOEFL ITPはテストを開催する教育機関の学生のみ受験することができます。教育機関を通じての留学を希望の場合はこのテストの受験が必要になります。自分の在籍する大学の国際関係部に確認して最適なテストを見つけてください。

あなたの在籍する教育機関でTOEFL ITPを低価格で受けることができる場合は迷わずに受験して下さい。短期交換留学の際に必要になります。TOEFL IBTの受験料が高いという理由で受験を躊躇している方は、是非受験してください。TOEFLを受験することであなたに新しい可能性が広がるなら、受験料に値する価値があるでしょう。TOEFL IBTは難しいテストではありません。TOEFLIBTの登録方法を確認して試験対策をするだけです!

どちらのTOEFLも有効期間は2年間になります。

TOEFL IBT 、ITPのレベルについて

TOEFLは難しい試験ではありませんが、他の試験と比較すると包括的な内容である点が特徴です。通常、教育機関では85〜95点が入学要件とされています。これはB2レベルに該当するスコアですので特に難しくはないでしょう。ただし、教育機関によってはTOEFLスピーキングセクションの最低スコアが入学要件に設定されている場合がありますので、事前にご確認ください。

TOEFL ITPは簡単なテストであると考えられることがありますが、それは間違っています。TOEFL ITPではTOEFL IBTで測定される能力とは別の能力を測定するのです。短いテストですが英語理解力を詳細に測定することができます。また、 TOEFL ITPのスコアを IBTのスコアに換算することもできます。TOEFL ITPスコアのB2レベルは、 IBTスコアの563〜587点に値します。したがって、あなたの学校でTOEFL ITPが開催される場合、TOEFLを実践する良い経験になりますし、また自分の英語力を把握するためにも最適な方法です。

TOEFL IBT、ITPで高得点を目指す

TOEFL IBTまたはITP、どちらを受験するにも試験対策が必要になります。TOEFLは非常に標準化されたテストですので、高得点を取得するためにはTOEFL に特化したトレーニングをすることが唯一の方法といえるでしょう。トレーニングで試験の構成を知り、問題に慣れることが大切です。

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