TOEFL®のライティングセクションについて

TOEFLのライティングセクションでは、アカデミックな内容の英文を書く能力を測定します。

構成

TOEFLライティングセクションは、2つの問題で構成されています。

TOEFLライティングセクションの問題1では、英文を読み、音声録音を聞いた後に、その内容について文章で解答する能力が測定されます。

ここではTOEFLスピーキングセクションの問題4と同様、アカデミックなテーマに関する英文を読み、同じテーマに関する音声録音を聞いた後150〜225語の要約を作成します。

ここでは与えられた英文と音声録音の2つの資料の関連性を分析することが求められます。音声録音は1回だけしか再生されませんが、解答時間中は英文が再度表示されますので、要約を作成する際に参考にすることが出来ます。
問題2とは異なり、自分の意見を示すのではなく、2つ資料の関連性（相補性、対立する点、ニュアンスなど）を明確にします。
指示文：You have 20 minutes to plan and write your response. Your response is judged on the quality of the writing and on how well it presents the points in the lecture and their relationship to the reading passage. Typically, an effective response will be 150 to 225 words. You may view the reading passage while you respond.
例：Summarize the points made in the lecture, being sure to explain how they cast doubt on specific points made in the reading passage.

3分間の制限時間で英文を読み、音声録音（約1分45秒）を聞きます。その後20分間で解答します。

TOEFLライティングセクションの問題2では、自分の意見を筋の通った方法で書く能力が測定されます。

TOEFL IBTのライティングセクション問題2では、30分の制限時間内に約300語のエッセイを作成します。参考資料等はありません。

テーマ：ここでは、教育、社会生活（家族、友人、…）、環境（レジャー、文化、スポーツ、エコロジー）や一般知識などの身近なテーマが題材になります。
引っ掛け問題ではありません。採点者はあなたの完璧な学識を採点の評価にするのではなく、文法、語彙や文章の構成、展開する能力を評価します。
指示文: In this part, you will be asked to write an essay based on a familiar topic and to express your opinion on this topic. Do not forget to use examples and reasons to support your statement. Read the question below. You have 30 minutes to plan, write, and revise your essay. Typically, an effective essay will contain a minimum of 300 words.
例1: Do you agree or disagree with the following statement? Money can’t buy happiness. Use specific reasons and examples to support your answer.
例2 : Do you agree or disagree with the following statement? A woman should focus on her family life rather than on her career. Use specific reasons and examples to support your answer.

30分の制限時間内に解答します。TOEFLライティングセクションで高得点を取得する為には的確に考察する時間と書く時間の時間配分が重要になります。