IELTSとは
IELTS (International English Language Testing System) アイエルツは、世界で認められている英語能力試験で、主に英語圏への海外留学や海外勤務をしたい人々に利用されています。現在世界中の一万以上の教育機関・国際機関・政府機関に採用されており、毎年3百万人以上の受験者がいます。
IELTSには 2種類のテストがあります:
- IELTSアカデミック: 海外の大学への入学を希望している人や英語を使う環境で働く人を対象としています。
- IELTSジェネラル: 英語圏で中等教育を受ける人や仕事・インターンをする人々を対象としています。
どちらの種類のIELTSを受けるにしても、試験当日に目標スコアに到達するためには、試験への準備対策が不可欠です!
IELTSは4つの英語能力を測ります:
- リスニングは、選択式の問題で、全40問から成ります。
- リーディングは同様に全40問で、3タイプの文章に関する様々な設問形式から成ります。
- ライティングは150語と250語での記述式の問題です。
- スピーキングは試験官との面接です。まず試験官から個人的な質問があり、次にランダムに選ばれたテーマについてのスピーチ、最後にそのテーマに関する質問があります。
IELTSアカデミックとジェネラルの時間配分について
リスニングの制限時間は40分間です。30分間音声が流れている間に問題に答え、10分間で解答用紙に答えを写します。
リーディングの制限時間は60分間です。3つの文章と、それに関する設問があるため、1つの文章ごとに20分ずつ使いましょう。
ライティングの制限時間も60分間です。150語の最初の記述問題に20分、次の250語の記述問題には40分使いましょう。
スピーキングは、10分から15分間です。1番最初の質問で2~ 3分、2番目のスピーチに4~5分、最後の質問に4~7分です。
よってIELTS全体の試験時間は、おおよそ2時間50分~55分です。
IELTSの出題テーマ
IELTSでは、受験者の総合的な英語能力を測るため、幅広いテーマや現在話題になっているテーマが出題される可能性があります。以下は出題テーマの例です。
- 社会全体(グローバル化、科学的進歩、新技術、健康など)
- 日常生活(交通、食品、娯楽など)
- 教育(研究、外国語学習、大学教育プログラムなど)
- 環境(生態学、気候変動、絶滅危機種…)
- 仕事(失業、退職、政治の企業への影響)
IELTSジェネラルのリーディングテストには、仕事をテーマにした文章がよく出題されますが、IELTSアカデミックでは、上記のような幅広いテーマが出題されます。
IELTSの試験会場
IELTSは日本全国16都市で行われています。試験会場は試験日により異なるので、受験者には、筆記テスト15日前に受験確認書(IELTSログイン後のマイページより各自ダウンロード)から、試験会場を知ることができます。受験料は2万5380円です。
IELTS公式 東京テストセンター:札幌 仙台 埼玉 東京 横浜 長野 金沢 静岡
IELTS公式 大阪テストセンター:名古屋 京都 大阪 神戸 岡山 広島 福岡 熊本
*この情報は、IELTS公式ページから抜粋したものです:https://www.eiken.or.jp/ielts/schedule/
IELTSを受けるメリット
IELTSは、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、英国、米国などの多くの国々で認められている試験です。IELTSは学習面や仕事面で役立ちます。
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