TOEIC Bridgeとは?
TOEIC(Test Of English International Communication)Bridgeは、英語を母国語としない初心者を対象にした英語検定試験です。このテストでは、読解力と聞き取り能力を2つのセクションに分けて測定します。TOEIC Bridgeの認定書には有効期限があります。 TOEIC BridgeはTOEIC Listening&Readingの簡易版になります。
TOEIC Bridgeは紙媒体のテストで、一般的な英語知識とビジネスシーンでの英語知識を問う全100問の多肢選択問題(MCQ)で構成されています。したがって、このテストは資格取得を希望する英語学習初心者の学生だけでなく、企業で働きながら英語のスキルアップを目指す社会人も対象としています。
多くの英語圏の国々で、語学学校や企業での英語修得集中コースとしてTOEIC Bridgeが使用されています。 TOEIC Bridgeは、将来TOEIC受験を目指す方々の練習テストとしても優れています。
TOEIC Bridgeの構成
TOEIC Bridgeは紙媒体のテストで、制限時間のある2つのセクションで構成されています。各セクション50問の多肢選択問題が出題されます。このテストでは、受験者の筆記能力と発話能力は問われません。 TOEIC Bridgeは次のような流れで行われます。
試験前のアンケート
制限時間 : 30分
受験者は試験の管理運営上必要な、職歴や学歴に関するアンケートに答えます。
注意点: アンケートは得点の対象になりません。
セクション1:リスニング
制限時間 : 25分
音声録音(発言、短い会話、その他抜粋音声など)を聞き、それに関する問題50問に解答します。
セクション2:リーディング
制限時間 : 35分
音声録音を聞いた後に文章や会話文を読み、それに関する問題50問に解答します。
TOEIC Bridgeのスコア
TOEIC Bridgeはトータルスコア180点で評価されます。スコア取得には、各セクション最低1問解答する必要があります。セクションごとのスコアと全体的なスコアの両方を取得します。 TOEIC Bridgeは英語の読解力、聞き取り能力を測定する準備試験ですので、合格や不合格という評価はありませんが、テスト前に対策トレーニングを行うことは必須です。
各セクション(テスト前アンケートを除く)のスコアは10~90点となります。その後、取得スコアは対応するCEFRのレベル(ヨーロッパ全体で外国語の学習者の習得状況を示すガイドライン)に変換されます。 TOEIC Bridgeは、英語学習初心者を対象にしたテストですので、CEFR のA1、B1レベルに相当します。トータルスコアは、セクション2と3を合計した10〜180点になります。
TOEIC BridgeスコアのCEFRレベル(A1、A2、またはB1)への変換方法についてはGlobalExamの該当記事を参照してください。
TOEIC Bridgeの受験地は?
TOEIC Bridgeは運営機関ETS Globalによって制作され、全国のETS Globalセンターでテストが開催されます。また、教育機関及び語学学校を通じての受験も可能です。
TOEIC Bridgeは海外の多くの企業で広く認知されているテストで、毎年180,000人を超える人々がTOEIC Bridgeを受験しています。したがって、事前のテスト対策は必須と言えます。GlobalExamで実際のテストと同じ条件のトレーニングをして、高スコア取得を目指しましょう。
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