TOEICのスコアについて教えます !
480点、570点、750点などのスコアの意味をご存知でしょうか?ここでは、このスコアの意味について説明します。
TOEICとは ?
TOEIC (国際コミュニケーション英語能力テスト) は、英語によるビジネスコミュニケーション能力を評価する英語の検定試験なので、「ビジネス英語力」が評価されます。それに加えて企業などでは、似た経歴を持つ2人の候補者の英語力を客観的に比較できるため、ますます多くの採用担当者によって使用されています。英語のレベルに関係なく、TOEIC受験者は、必ず試験対策準備をしておくことをおすすめします。
TOEICの最も一般的な構成は、リスニングとリーディングであり、聞き取り能力と読解力を測ります。採用担当者は、あなたのビジネス英語力を TOEICにより確認します。試験時間は 2時間で、マーク方式です。
またスピーキングとライティングでは、ビジネスシーンに即した会話力と書く力を測ります。これも試験時間は2時間ですが、インターネット上のシステムで採点されます。
TOEIC Bridge(トーイックブリッジ)もリスニングとリーディングセクションがありますが、TOEICよりもレベルは低く、少し簡単になっています。マーク方式です 。
TOEICのレベル
2つのセクション(リスニングとリーディングまたはスピーキングとライティング)は、それぞれ100問の問題で構成されています。ETSは正解数を変換して、セクションごとに点数を出します。 評価はそれぞれ5点〜495点です。
全体のスコアは、各セクションのスコアの合計です。最高得点は990点で、最低点は10点です。
スコアを換算する
正解数をスコアに換算するには、TOEICスコア換算表を使用する必要があります。このTOEICスコア換算表は、TOEICのスコアのみに適用できます。試験終了後に、次の事項が記載された公式認定証が送られてきます:
- リスニングセクションの点数
- リーディングセクションの点数
- 2つのセクションの合計点
有効期間
TOEICの結果は、結果を受け取った日から2年間のみ有効であるため、スコアを英語力の評価対象にする企業や組織にとって、信頼性があります。ETSは2年経過すると、英語力が向上している可能性があるため、試験を再度受ける必要があると考えています。
TOEICは国際的な英語力の基準
TOEICスコアを英語レベルの判断基準として使用する、多くの高等教育機関では、最低785点が求められています。このスコアは、例えば工学系学生が、学校を卒業する時の英語レベルです。また、海外留学をしたい場合にも求められているスコアです。
国際レベルで活躍する社員を募集する企業は、TOEICのスコアを最低でも800点〜850点必要としています。現在、世界中の企業15,000社および公的機関では、英語を使う仕事をするため、必要なTOEICスコアを提示して、求人募集を行っています。
ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)との比較
共通の基準で様々な語学試験の結果を比較することを目的とする、欧州言語ガイドラインがCEFRです。TOEICの結果も、CEFRレベルと比較できます:
- 120点までは、CEFR A1と同等のレベルで、初学者とみなされます。自己紹介ができたり、誰かに簡単な質問ができます。
- 225点はA2レベル(初級)で、自己紹介、質問、あるテーマに関する情報交換ができます。
- 550点はB1レベル(中級)で、英語を習得しつつある状態です。 旅行をする際にも困るらず、正しい語彙を使用することができ、より多様なテーマについて話すことができます。
- 785点はB2レベル(準上級者)で、英語レベルが高くなり、複雑な内容を理解できます。自然に母語話者と会話ができ、自分の意見も言うことができます。
- 945点はC1レベル(上級者)で、流暢に話すことができ、考えを構築したり高度な文章を理解できます。言わなくても、相手の考えていることが分かります。
最も必要とされる英語のレベルは、B2とC1で、 B2は学校にいる間に習得できるレベルです。 少しの勉強で、目的のレベルに到達することができます。
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